平成27年5月例会活動報告

私たち八日会はこれまで被災地への支援やsave the beachへの参加を通して地震、津波の恐ろしさ、防災、減災の大切さ、そして海環境の保全について考え、活動してきましたが、実はそれらについての世界最高水準の研究施設が私達の横須賀にあるのです。
地元の経営者としてこの横須賀の財産を知らないままではいけません。
さっそく年末から連絡を入れアポを取りアプローチを開始、

そして横須賀青年八日会 五月例会 は久里浜にある国立研究開発法人 港湾空港技術研究所を見学しました。
今回、見学させていただいたのは
・3次元水中振動台(岸壁の地震時被災メカニズムの解明)
・干潟実験施設(干潟・藻場の再生技術の開発、沿岸域における環境条件と炭素固定速度の関係性の解明)
・大規模津波水路(津波災害軽減策への支援、津波シミュレーションを用いた被害予測手法の開発)
・油濁防除支援技術(実海域再現水槽を用いた油濁防除支援技術の提案)
の4施設、見学の後、主任研究官の方に「東北大震災における津波被害の実態と今後の地震津波被害を軽減するための研究事例」について講演をいただきました。

貴重な勉強をさせてもらったことに感謝し、災害対策、環境保全に思いを馳せ、そして横須賀に この様な素晴らしい施設あり、研究がなされている事に驚き。会員それぞれにいくつもの気付きがあったと思います。この経験をこれからの活動、生活に生かせればと願います。あわせて、懇親会はコース料理ではなく例会にあわせたオリジナル。地元横須賀の海の幸をメインに。
学びと楽しむを両立する八日会らしい例会になりました。