【例会報告】令和4年10月 例会報告

当日

埼玉県児玉郡神川町にある日本の伝統を現代に伝える刀鍛冶 
『房宙日本刀鍛練場』の下島さんへ伺いました。

この例会はコロナ渦によって2年越しの年季の入った企画でした!
刀の原料になる玉鋼の説明から始まり、刀の打ち方を体験させていただきました。


下島さん(講師)のトーク力に引き込まれながら、刀の出来上がる工程の複雑さと何度も繰り返し鍛錬された鉄だから輝く刀身に熱い想いを感じました。
なによりも熱した玉鋼を打つ際に火花が飛び散る迫力は体験した事がなく、圧倒され後退りするようでした!


講師の下島氏は刀、武器への憧れから単身岐阜へ弟子入りという形で刀鍛冶を目指したそうです。
修行の期間は8年。修行期間は無給というのも驚きましたが、手に職を付けて鍛錬された技術に価値を付け、感動を生む。という事を考えると全てに説得力があり、会員の眼差しもいつなく真剣でした。


講和を受け、鍛冶体験をした事によって
日本の伝統の奥深さや、職人さんの技術や本物の質を守り、伝えている下島氏は最高な刀鍛冶職人であり、ブランディングも経営者としても流石の一言でした。


会員各々も事業に対するヒントや課題を感じさせてもらうことが出来ました。

〜感謝〜

10月例会担当幹事、早川・野中